ギャー!!!
「嫌なのだ嫌なのだ!!だいたいおっきくなった俺様にアンパンマンが欲情するわけがないのだ!!」
「充分してるからv」
「ダメなのだダメなのだ!!今日は俺様がアンパンマンをぎゃふんと言わせ――っ」
くりゅんっ。アンパンマンの長い指がローションで解された蕾の中に押し入る。
「あぁんっ」
「ここがいいんだね」
「いやぁ…そこやだぁ!」
中で指を曲げて、ぐりぐりとそこばかりを抉りつづけるアンパンマン。
「いい格好だよ、バイキンマン」
「ひんっ!やぅっ!解いてぇ――っ」
アンパンマンを縛っていた縄でバイキンマンは縛られていた。
しかも結構本格的で、バイキンマンの足はM字型に開いたまま閉じることができない。
「ここ、ラブホテルだったんだね〜。どうりで見たことがない部屋だと思ったよ。」
バイキンマンの色付いて立ち上がった胸の突起を空いている手できゅ、と摘みあげるアンパンマン。
飽きるまで胸をいじり、赤く腫れてきたところを今度はちゅうっと吸い付いてきた。
「やんっ…痛いのだぁ…」
胸と蕾をいじられていると、どうしようもなく変な気分になってしまう。
下半身に快感が蓄積されていくのが分かり、花芯は反応しはじめている。
「あ、アレあるかな」
突然アンパンマンは蕾を弄っていた指を抜き、バイキンマンは悲鳴をあげた。
何をするんだろう…、酷いことされるかもしれないのだ…。
と、バイキンマンが泣きべそをかいているのを知ってか知らずかアンパンマンは嬉々として部屋を出て行った。
「え…、え…っ?」
バイキンマンは置き去りにされて困惑していた。
しばらくしてアンパンマンはにこにこしながら帰ってきた。それを見たバイキンマンは絶叫する。
「バカ――っ!!」
アンパンマンはにこにこしながらバイキンマンに近づいてきた。片手に極大バイブを持って。
「大人だから入るよ」
「入るかっ!やめろ――!!」
「はいはい。もう、入れるよ」
「あぁぁっ!」
疣付きの凶悪な形をしたバイブの先端が、バイキンマンの入り口にぐちゅ、と入り込む。
「力抜いて」
そんなこと言われたって無理だ。
無理!!と叫んだのに、アンパンマンは角度を変えてバイブを突き進めてきた。
「あ…っやぁ――!!」
身を捩じらせて逃げようとするけれど、バイブはずんずん奥に入ってくる。
骨盤が外れるのではないかと恐怖するほどに、体の奥を無理やり広げられる感覚。
さらに、無数についた疣がバイキンマンの内壁を擦り、その度に悲鳴を上げてしまう。
「ひぃ…っやめてぇ!!」
ぐぷん、と大きな音を立ててバイキンマンの蕾はそのバイブの根元まで飲み込んだ。
異物を排泄しようと、無意識に腹に力が入り、その結果男性器をかたどったオモチャを締め付けてしまって、はしたない声を上げる。
こんなに恥ずかしいもので悪戯されるなんて、思ってもみなかった。
足の間から伸びたコードに身悶えするほどの羞恥を感じる。
「あ…あぁ…」
涙を一筋零して、バイキンマンは虚ろな目のままアンパンマンを見た。
「…すごく色っぽいよ…バイキンマン」
アンパンマンは興奮を隠せないまま、バイキンマンの後孔を指でなぞる。
バイキンマンのソコは、腫れて充血して、ひくひくと収縮を繰り返していた。
「ここは完全起立してるし…。大人になっても綺麗な色だね」
ぴんっと、アンパンマンは指先でバイキンマンの花芯を弾く。
それだけでも甘い疼きが生まれて、バイキンマンは小さく悲鳴をあげる。
花芯はおなかにつくほど立ち上がっているのに、だらだらと透明な液ばかりこぼして絶頂に達することは出来ないままだ。
「いくよ?」
「いや…やめて…」
お願い。バイキンマンの懇願も空しく、カチリという冷たい音がバイキンマンの耳に聞こえた。
「どう?バイキンマン」
「いぁぁっ!!んぁっ!!ああぁぁぁぁ―――っ!!」
「気持ちイイ?」
アンパンマンがにこにこ笑ってそんなことを聞いてくる。
しかし今のバイキンマンに答えられるはずがない。
何度も何度も襲ってくる絶頂に、背をそらせ、翻弄される。
「よくないなら止めちゃおうか」
「やっ!!気持ち、イィ…からぁっ――っ!!」
「素直でよろしい」
アンパンマンはバイブのスイッチを大にした。
「今日はとんでもない一日だったなぁ〜vバイキンマンに襲われちゃうしvV」
とんでもない日はバイキンマンの方だった。
バイブでいかされた後、しっかりアンパンマンのモノもあそこに咥えされられてこのザマだ。
「大丈夫?」
最早抗議の声すらもあげることができない。ベッドに沈み込んで、死んだフリだ。
「…大人なんだからもう一回いけるよね?」
バイキンマンの太ももを撫ぜながらアンパンマンは楽しそうにそう言った。
無理無理無理無理無理!!!!
この作戦、どこで失敗したんだろうか…。バイキンマンは今日一日をやりなおしたい気分でいっぱいだった。
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